タイトル 弾銃フィーバロン
機種 アーケード
メーカー ケイブ

■Review■
弾幕STGがSTGのジャンルの一つとして確立されたのは、CAVE開発の怒首領蜂からだろう。この作品の影響は大きくその後もCAVEは「虫姫さま」「怒首領蜂 大往生」「エスプガルーダ」等、コンシューマーに移植もされる名作弾幕STGを作り続け(ケツイ、エスプレイド、プロギアの嵐、ぐわんげを早く移植して欲しい・・・)、他メーカーもそれに続き弾幕STGを開発し(純粋な弾幕STGは意外と少ないが・・・)認知度を上げてきた。

しかし、その影響が大きすぎたのか最近のSTGは大半が弾幕STGになってしまい個人的には結構微妙だったりする。別に弾幕シューティングが嫌ってわけではではないんだが、ぱっと見のイメージで弾幕=高難度と間違った認識が広まってしまい、元々マニアック扱いされていたジャンルだというのにさらに一般ユーザーが敬遠してしまったのが非常に悔やまれる。最近のはともかく怒首領蜂あたりは遊んで見ると案外何とかなる難易度なのになぁ・・・。

あと関係ないが、この前ゲーセンで非弾幕STGの雷電3をプレイ中してたら後ろで「こんなに弾幕薄いのにやられるなよ」って言ってる奴がいやがった、こっちは弾が速いんだよ!!!自機遅えんだよ!!!当たり判定でかいんだよ!!!!(やられて気が立ってる)

そんな良くも悪くも弾幕STGを主流にしたCAVEだが、実は一作だけ弾幕では無いSTGを作っていたりする(元ライジングスタッフで作られた鋳薔薇を除く)。それがこの「弾銃フィーバロン」である。

システムとしては伝統的なショット&ボンバーのオートソックスな縦STGになっている。つーことでただひたすら高速弾をそれ以上に速い自機でよけまくりつつ敵を倒す、それだけでOKだ。弾幕STGのような弾の遅いのに慣れている人は始めはこの高速弾に戸惑うかもしれないが序盤の難易度は抑え目なのでSTGの基本さえ抑えておけば十分対応できるだろう。

また稼ぎが特徴的なシステムになっている。敵を素早く倒すと奇妙なサイボーグ兵士が出現し、それを入手する度に敵を倒すスコアが+1加算されるのだ。しかし一つ(一人か?)でも取り逃がすと+スコアが0になるため取りこぼしが無い様に、常に気が抜けなくなっている。イメージ的にはギガウイングの倍率システムに近いが、敵を素早く倒すというのがミソで稼ぎを意識すると敵が出てきた瞬間に倒す必要があるため常時画面の上に張り付き、速攻で敵を破壊し続けるためスピード感たっぷりでしかも画面がサイボーグまみれになるため非常に気持ちが良い。

稼がなくても別に問題はないんで100円がもったいない貧乏性の俺としては安全にプレイしたいの所だが、サイボーグを取り続けると、70年代ディスコサウンドのノリに合わせてイエス!!!クール!!!フィーバー!!!、とハイテンションな効果音が響き渡るので、プレイしてるこっちもテンションが上がってしまって調子に乗って稼いでしまうのだ。その結果よく死亡するがそんなのは関係ない。さぁ皆もフィーーーバァァァァしようじゃないか(うるさい)

この70年代ディスコサウンドがまたイカス。正直ディスコサウンドのゲームといえばデコの「ディスコNo1」位しか思いうかばない(むしろ思い出すな)レベルの知識しかないが、そんなの関係なくノリノリになれる。

難易度に関しては序盤こそ易しいが後半は正直言って発狂している。弾が飛んできたらやられたって思うほどの高速弾が飛んでくる位だ。俺は当然ワンコインなんかしたことないぜイエーイ(ヤケクソ)

とりあえず色々書いたが言いたいことはただ一つだ。このゲーム達をそろそろ移植してくれませんか・・・。
俺は家でフィーーーーーーーバァァァァァァァァァァァァしたいんだよ!!!!!出来ればタイトー以外のメーカーよろしくお願いします



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