タイトル ロードス島戦記 邪心降臨
機種 ドリームキャスト
メーカー 販売、角川書店 開発ネバーランドカンパニー

■Review■
まず言っておくと自分ははロードス島に関しての知識はほとんど無かったりする。一応PCエンジン版をやったことがあるのだが、ほぼ記憶に残っていない。まぁそんな程度の物なんでそれ関係の話は勘弁してください。

じゃあ何で今更ロードスを買ったのかというと、開発会社がネバーランドカンパニーだったからである。この会社の作品といえば「エストポリス伝記」「仙窟活龍大戦カオスシード」等マイナーだがコアな人気のあるゲームを開発している。もちろん自分もこの作品が好きだったので丁度やるゲームが無いのでロードスの名前に一抹の不安を感じつつなんとなく購入したのだ。結果は大正解だった。

ジャンルはアクションRPGになっている、俺はやったことが無いが「ディアブロ」に近いシステムらしい。まぁそれは知らないので放っておく(なら振るな)。システムは、敵を倒すとたまに落とすミスリルを集めて鍛冶屋で武器や防具に刻み能力を強化するのが基本だ。一応レベルの概念があるが、レベルが上がってもほとんど能力は上がらないのでこの武具強化が大事である。実際レベル100でも装備を鍛えてなければ序盤の敵でも普通に苦戦する。初めはそれに気づかなかったせいで敵にかなり苦戦した。しかし強化に気づき鍛えたらそこらの雑魚を楽に瞬殺出来るようになった。説明書はしっかり読むべきだと久々に思ったゲームだ…

強化に関しては結構自由度が高く、HP、MP、STR、DEX、HPMPの回復スピード、クリティカル率、攻撃スピード、ダメージ力、魔法ダメージ力等、非常に多岐に渡って細かく強化できるので、魔法使い、戦士、どちらにでも好きなタイプに強化出来る用になっている。あとミスリルがあれば序盤から自由に強化できるわけではなく、各地にあるエンシェントを見つけて初めてその能力を強化できるようになる。まぁ一部を除いては判りやすい場所においているので一部能力が強化できなくなる心配は無いだろう。ただし結構有用なエンシェントで炎のダメージを軽減する「レジストファイア」の場所が分かりづらいのが少し難点か…。序盤で手に入るのに気づかず進んで中盤あたりはよく焼き殺されたのを今でも思い出す…。

ゲームバランスは、最近のRPGしかやってない人には少しお勧め出来ないかも知れない。自由度が高いので普通にシナリオ通りに進めているつもりでも、少し道を間違ったら雑魚に瞬殺されるような完全に人を選ぶゲームだ。他にも宝箱の罠で一撃死。何となく入った魔物の巣で囲まれて何も出来ずに死、完全に殺る気満々なゲームだ。

まぁリターンの呪文でいつでも戻れるし(ボス戦は例外)無料で薬を補充可能なので、無茶なことさえしなければ早々死なないんで大丈夫だ。やばそうな敵が出てきたら速攻戻る。魔物の巣にいく場合は一度リターンで戻りセーブする。それで大分死ぬことが減るだろう。死ぬとセーブしたところまで戻るのでマメなセーブは必須だ。まぁそれでも後半の敵は鬼の様に強んで注意が必要だ。

それでもこのゲームを辞める気にならないのは、強くなっていくのが快感が非常に強いからだ。初めの頃に瞬殺された敵を殺すことが出来た時の気分の良さは言葉にならないほどだ。このプレイヤーを強化するのが楽しいと思えるかで、このゲームが合ってるか判ると思う。後は序盤の終わり頃にある143匹(一々数えるなよ)ゴブリン虐殺イベントでエクスタシーを感じられるかどうかだ。

俺のように


うおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねっー!!!
ふははははははははははははは(意味不明の笑い)!!!



って倒す事が出来る奴は絶対にお勧めだ。…そんな奴いねーか

またやり込みプレイヤー用にも満足できるようにラスボス(封印バージョン)が鼻糞に思えるようなドラゴンを用意してあったり(ラスボスを倒す程度の強さのなら簡単に瞬殺される)封印されているラスボスの封印を解いで最強バージョンと戦ったりも出来るのでやり込みも大分熱い。



ただ欠点もある

まず敵が石化攻撃でハメてくる。どんな状態になるのか説明すると
石化攻撃する敵が2匹登場→石化攻撃を受けて石化→石化解ける前にもう一方が石化攻撃…以下続く。

この石化攻撃は、喰らうたびに石化時間が加算されるので大概死ぬまで石化され続ける。これに何度泣かされたか…後半は石化時間を減らす指輪&アクセサリは必須だ。無しの場合最強のドラゴン倒す最強の戦士の場合でも死ねるぞ(しかも時間がかかるためストレスがたまる)こんちくしょうが!!!この欠点だけはどうにかして欲しかった…

あと全体マップが若干見にくい。無駄にフィールドが広いのでミスリル稼ぎのために魔物の巣を探す場合等に、良くマップを見るのだが山と地上との継ぎ目が非常にわかりにくいので、ドコから山に登れるかが非常に判りづらいのだ。コレで無駄に迷うことが多々起こった。

まぁコレ位の欠点しか見つからないのでやり応えのあるARPGをやりたい人にはお勧めだ。数少ないDCオリジナルの名作を味わってくれ、特にロードスの名前で敬遠してる人は一度手にとって見て欲しい。スルーした自分を許せなくなること間違い無しだ。ただ若干プレミアが付いていて値段は高めなのがちょっと辛いところだが…。


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