タイトル ヴェリテックス
機種 メガドライブ
メーカー アスミック

■Review■
自分でレビュータイトル選んでおいて言うのもどうかと思うが、このゲーム語ること少ないんだよなぁ…。大体にしてこのゲームはどんなゲームか?って聞かれたら「出来損ないのコンパイルシューティング」一言(二言だな)で終わるんだよなぁ。別にコンパイルが開発してるわけじゃ無いからコンパイルの名前出すのも悪い気がするが高速スクロールやそこら辺は確実にコンパイルシューティングを意識してる事だし、まぁいいや(超投げやり)

ただコンパイルシューティングと決定的に違ってつまんないんだよ、このゲーム。眠くなってくるほど単調なステージ、出てきた瞬間やられていく敵達、その割に後ろから唐突に現れて不愉快にさせるギミック、最後までノーミスでいけるほどぬるいのに全ての残機を吸い尽くす発狂ラスボス(ネットで安地の存在知り最近になってクリア達成)、三種類あるが二つが役立たずの武器、目が痛くなるグラフィック等、自分で書いててなんだがこんなにあるのかと突っ込みたくなる駄目っぷりだ。

これだけならただのC級シューティングとして心の奥底に仕舞いこむんだが一つだけ光る物がある。それが崎元&岩田コンビの音楽だ。代表作はシューティングなら「シルバーガン」「蒼穹紅蓮隊」一般的には「タクティクスオウガ」「FFTI」なんかが有名だろう。そんな実力者が担当してるだけあって非常に音楽だけは非常にレベルが高くなっている。

元々メガドラはPCMやFM音源もカバーしてる割には音源はかなり弱い。メガドラに触れた事無い人はピンとこないと思うんで例えを出して説明するとスーパースト2で全員が風邪引いたような声になるくらいの音源だ。

でもこのゲームに関してはそんな貧弱さを感じさせないレベルの高い綺麗な音楽を奏でてくれる。聞いているうちにゲーム本編の事なんかどうでも良くなり曲聞きたさにステージを進めたくなる位だ。ただゲーム本編の単調さとが相まってプレイ中に非常に眠くなるのは俺だけなの仕様なんだろうか?

何も見るべきものが無いよりは音楽だけでものレベルの高いのは売りなって良いことだ。だけどなぁ…これふと我に返ると音楽だけレベルが高くて逆に全体の情けなさが際立つんだよなぁ…。個人的には一つ優れたところがあれば全てを許すって感覚でゲームをプレイしてるが音楽だけ、グラフィックだけ等、メインにならない所だけ頭一つ抜きん出ても逆にへっぽこぷりが増すだけと身に染みて理解したよ…。

また他に褒める所が無いんで散々音楽が素晴らしいとだけ言い続けたが一つだけ欠点がある。このゲームサウンドテスト付いてないんだよ。CD-ROMなら音楽吸い出すとか可能だがカセットだからそれも不可能なんでサウンドテストは欲しいところなんだが無いんだよなぁ…。やっぱり開発側もサウンドテスト付けたら誰も本編のシューティングを遊ばなくなるって悟っていたんだろうか…。


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