タイトル サイレントデバッカーズ
機種 PCエンジン
メーカー データイースト

■Review■

データイーストと言えば某原発事件を匂わせる「チェルノブ」、敵味方問わず何でも投げる「クルードバスター」、何もかも意味不明な「トリオ・ザ・パンチ」等変な方向に力が入りすぎの馬鹿馬鹿しいが妙な魅力があるゲームが多いが(トリオ・ザ・パンチ以外はゲームとしても面白いぞ。念のため言っておく)時折思い出したように普通にカッコいいゲームを作ったりするので油断が出来ない。今回はその中のゲームでPCエンジンで発売した「サイレントデバッガーズ」のレビューだ。

このゲームはWIZ風の3D視点で自由に移動しエイリアンを倒すFPS風のゲームだ。ただ少し普通の毛色と異なりこのゲームはセンサー(音)を頼りに敵の場所を把握し敵を倒すのだ。このセンサーのシステムが中々秀逸でセンサー(音)は敵が近づくと警告音も激しくなるが正確な位置までは解らないので非常に緊迫感がある。そんな時にいきなり敵が物凄い叫び声で登場されると本気でビビリる。始めのうちはとっつきずらいかもしれないが始めのステージは簡単なので遊んでいるうちに慣れるだろう。慣れるとこの緊迫感が癖になるぞ。

武器も多彩でそれをうまく工夫して使い動き敵を倒す楽しみもある。麻酔弾で動きを止めてチャージに時間のかかる攻撃力の高い武器で滅多打ち、ある種族に効く武器をとにかく乱射等色々出来ます。

敵も凶悪なのが多く。初期のステージでは敵の動ける範囲が決まっているので自分が回復できるポイント等には進入できないので余裕でクリアできるのだが、面が進むとその回復ポイント内に進入してくる敵が出てきて回復所などを遠慮なく破壊していく。一応主人公の相方がその回復ポイント内に進入されると教えてくれるので何とかなるが滅茶苦茶焦る。

一応その回復ポイントを壊された場合は救済処置としてその場所の代用アイテムがもらえるがやはり攻略が困難になるんで必死にこいで敵を倒そう。他にもセンサー(音)が反応しない敵や見えない敵等、後半に行けばいくほど一筋縄ではいかない敵が多いので気が抜けないぞ。

後このゲームには100分の時間制限があるんで結構焦る作りになっている。しかも上の通り敵が一筋縄で行かないので本当に緊張感がある。しかも敵にやられると10分のペナルティが付くのでこまめに回復しないといけないが回復しに行くと時間ロスすると苦労が非常に多い。だけどそれが非常に楽しいのだ。

シナリオも以外に面白く意外などんでん返しがある。ゲーム夢中でシナリオは全く期待してなかったんでこれはうれしい誤算だった。しかしエンディングでTO BE CONTINUDEと出た割には続編は出なかったな。どうしてくれる(知るか)

あとこのゲームを語る場合には外せないのが「エネミー・ゼロ」の存在だ。基本的な部分は「エネミー・ゼロ」と殆ど同じだがあのゲームと同程度のゲームと思ってはいけない。あのゲームの場合はいきなり見えない敵との戦いでしかも一度の接触で死亡。さらにはデバッガーズの用に多彩な武器で工夫して倒すことなど無く、ただの溜め打ちできる銃だけ!!、それも最高まで溜めると最初から溜めなおしで敵が目の前にいる場合はそのまま死亡って作りはどうなっているんだ。このやろう!!!!

「エネミー・ゼロ」を想像してダメっぽいと思った人一度やってみろ全くあれと違うから、ただしPCエンジンもソフトも若干入手困難だがな…





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