タイトル ニンジャウォーリアーズアゲイン
機種 スーパーファミコン
メーカー 販売TAITO  開発ナツメ

■Review■

「ニンジャウォーリアーズアゲイン」はタイトーのアーケードで発売された「ニンジャウォーリアーズ」のリメイク版だ。正直言うと元作品に関してはメガCD版の移植版しかプレイしたことが無いんで移植度とか言える立場じゃ無いが、このゲームに関してはニンウォリじゃない完全な別作品だと自信をもって言える。

実際、音楽は違う、プレイ感覚が違う、だからといって前作の敬意を忘れてる訳では無く、前作の世界観はしっかりと残されている。なのでリメイクというより前作を大胆にアレンジした続編って考えてプレイしたほうがいいかもしれない。

ゲームの出来はどうなのかと言われると、アクションゲームとしての出来はオリジナルよりもよりもアゲインの方がずっと上だ。つーかニンウォリその物は音楽のインパクトばっかりでゲームとしてはつま…(以下自主規制)。あっアーケード版やってない俺が語る資格ないですか…すみません(´Д`;)。

でも前作にどれほど思い入れがあるかで、アゲインの評価は変わると思う。前作に思い入れがある人は音楽ZUNTATAじゃないからクソゲー、三画面じゃないからクソゲー(家庭用で出来るか!!)とか言う奴がいると思う。けど前作知らない人ならアゲインは先入観にとらわれずに楽しめるはずだ。まぁ前作に物凄い思い入れある人は避けておいた方がいいかもしれない。

まぁアーケードとの違いは別にどうでもいいのでアゲインの話に戻す。

どんなゲームか簡単に言えばラインの無いファイナルファイトだ。ファイナルファイト系なので、連続攻撃の爽快感はかなりある。しかもラインが無い分展開がスピーディーで非常に気分が良い。

さらに一定時間でパワーが溜まると使えるボンバー(敵全体にダメージ)やブラスター(防御無視の必殺技)を使えたり等アクションが非常に豊富だ。慣れない内は使いこなせないかもしれないが特別コマンドが複雑なわけでもないので、NOMALモードなら序盤は簡単なコマンドでさくさく進むことが出来るし、敵が手強くなる頃には操作に慣れているので全く問題無い。そこら辺のバランス取りは見事だ。ただ説明書が無いと意外と防御の仕方等が解りにくいかも知れないので購入する場合は説明書有りを推奨する。

またプレイヤーは3体のキャラの中から選んでゲームを始める。このキャラ3体が非常に癖が強く選ぶ奴を変えた途端違うゲームかと思うほどプレイ方法が変わる。

「クノイチ」はオートソックスなので色々なアクションで攻撃する普遍的タイプ。一番使いやすいので初心者はコイツがお勧めだ

カマイタチはスピードが早いので攻撃しまくりタイプ。敵を倒す爽快感を求めるならこいつがお勧めだ


ニンジャは攻撃力が高いが動きが遅くジャンプが無い。しかし投げの間合いが長いのでちぎっては投げ、ちぎっては投げで後半まで進める。デコのクルードバスターが得意な人はコイツがお勧めだ

この様に一人一人の個性がしっかりしてるので、ステージ事のキャラが得意不得意なステージが全く違い。キャラを変えるたびにプレイ方法が変わるので全く飽きが来ない。因みにコンティニューは無限でその時にキャラを変更出来るのでやられた場面で得意なキャラに変更するとあっさりクリアできたりするのだが個人的には一貫して同じキャラを使ってクリアして欲しい。俺?HARDではニンジャ以外でクリア出来ねえよ悪いか?(誰も言ってない)

あと音楽がまたこのゲームの爽快感を高めている。前作の場合は「DADDY MULK」の津軽三味線のソロ等のインパクトでゲーム本編を音楽が喰ってしまったゲームだったが、アゲインの場合はゲーム本編を盛り上げる非常にノリのいい音楽になっている特にラスボスの音楽はカッコいいぞ、頑張ってラストまでプレイしてくれ。ラストのエンディングは前作と同じなので特に言うことは無い。まぁ良くも悪くもタイトーだなぁ…


このゲームはSFCの中ではトップクラスのアクションゲームなので前作に思い入れが無ければ万人にお勧めできるゲームなので若干値段は高めだが(2000〜4000円程度)買って損は無いと思う。2Dアクションが絶滅寸前の今こそこの名作を体験してくれ!!!





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