タイトル Lien〜終わらない君の歌〜
機種 WINDOWS(18禁)
メーカー PURPLE

■Review■
結局DC版は発売されなかったなぁ・・・

しかもブランド元のJASTは倒産してブランド解散するし(別会社にブランド譲渡されて現在はパープルソフトウェア)
今後このゲームが日の目を見る可能性は低いよなぁ・・・

しょっぱなネガティブ超思考に陥ってしまったんで、どうせなら欠点から語っていこうと思う(めっさダウナーに)


実はこのゲームXPでプレイは出来なかったりする。
一応ある方法でプレイ可能だがSAVE等のアイコンがずれている、描画のゴミが残る等、部分的に問題があったりする。まぁプレイ中に落ちたり動作が重くなる等の事は無く、普通に遊べるのでDC版が発売中止になった今はこれで妥協するしかないので我慢しよう。本当にDC版楽しみにしてたのになぁ…



以下インストール方法

まずインストールするフォルダを初めに作成する。(C:\Program Files\Lienあたりが無難かと)
その後DISCの中にあるSetup.exe(右クリック→プロパティ→互換性)を互換モードで起動する。
起動後はそのフォルダの場所にインストールすればOK だ。

ただしデフォルトのインストール先と作成したフォルダ名が同じでも必ず指定しないとインストール失敗するので注意が必要です。

これで上記で書いた問題はある物のプレイ可能です。レジストリをいじる方法もありますがこっちの方が簡単だと思います。



これでプレイ環境は整ったのだが、BGMとキャラボイスのコントロールが全く出来て無く。ボリュームコントロールも無いので一部の声が非常に聞き取りづらくなっている。

そんな訳で、一応非公式ながら音量修正パッチがあるのでそれを当てる事を推奨する。
ただし600M超えのゲームの倍以上の容量を使用しますので要注意。まぁ昨今大容量ゲームと比べるとたいしたことは無いよね?(なぜか疑問系)因みに音声をCDから読み込まなくなるんで結構快適にもなります。


何か欠点を述べると言うよりLienを快適に遊ぶためのレクチャーしてるだけになっているのでここからは普通のレビューを開始しようかと・・・

システムに関しては時間が無かったのか、スタッフの力不足か、ユーザーを舐めてたのか、既に会社が火の車(一年後にブランド元のジャスト倒産)だったのか知らないが、だいぶ適当さが目につく。一番の欠点は上で述べた音声関係

ゲームとしては場所移動式ゲームになっていて、マップにはキャラ表示もされている。意地悪な選択肢も憑依システム以外には無いので難易度は低くなっている。ただしセーブは10個と少なめなので注意が必要だ。

憑依システムとは、たまに人にとりつき可能になり。とりつくことでシナリオが進むのだが(そのまんま)文章読んでると気がつかずに憑依しそこなってストレスがたまるだけなので、別に無くても問題は無かったような・・・。因みにXPの場合はアイコンがずれているので注意が必要だ。

スキップは既読判定は無くシーン毎に止まるので使い勝手が悪い。まぁ無いよりマシ程度に考えておこう。


ストーリーは死んでしまった主人公が浮遊霊として復活し、その後をどのように過ごすかと言う物。
これだけでは暗いストーリーを思い浮かべるかもしれないが案外そうでもなかったりする。

このゲームのライターは荒川工氏は荒川節と呼ばれるテンポの良いギャグが特徴的でヒロインから脇役(特に主人公のオヤジ最高)までキャラが立っているだけではなく、モブ(生徒A等の名も姿も無きキャラ)までも素敵過ぎるキャラ立ちになっている。

たとえば、幽霊の状態で学校に行ったら普通は何か大きなイベントを想像するが、荒川キャラの前では5〜6回クリックした時点でもう普通に受け入れられるような状況になるのだ。最高な馬鹿なモブ達だ。この素敵過ぎるモブは他の荒川シナリオのゲームはもちろんの事、監修のあやかしびとでも結構活躍してくれる。本当に荒川シナリオは楽しすぎる。

もし「ねがぽじ」の生徒達がこんな最高な馬鹿共だったらあんな鬱エンドにならなかったんだろうなぁ・・・

こんな感じで前半から中盤にかけては本当に腹筋が痛くなるほど笑わせてくれるが、後半は結構泣けるシナリオになっている。前半ギャグ、後半シリアスってパターンは展開についていけなくて困惑する事が結構あるがこのゲームはしっかり書き分けが出来ているのですんなり話しに入っていけた。まぁシナリオ上想像がつくんだけどね。

またこのゲーム何度も遊んでいて気がついたのだが結構裏設定があったりする。これに気がついてさらにゲームの評価が高まった。詳しくは言えないのでプレイして色々考えて欲しい。俺の考えでは多分かがりがこっくりさんイベントで出てくる霊(多分オヤジの親戚の子)と主人公を間違えたため浮遊霊になってしまった主人公への謝罪と感謝の気持ちでヒロインの元に転生したと思ってます。
しかし何でかがりのエンディング無かったんだろうなぁ…。
DC版では多分入ってたと思うんだけどなぁ(未練がましい)



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